ひとり好きな大学生のぶろぐ

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とわ子さんも八作さんも素敵すぎる まめ夫9話の感想

 

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あと一話で終わってしまう大豆田とわ子と三人の元夫。寂しすぎるー!!

大好きなドラマで毎週わくわくさせてもらった。

最終回の前に感想を。長々語っています。。

 

かごめの死を境に八作とは気まずそうだったとわ子さん。それは二人が離婚したきっかけであった八作の片思いの相手が実はかごめだったと知ったから。

とわ子はかごめを誰よりも大切に思っていたからこそ、同じように夫婦として大切なパートナーだった八作がかごめを好きだったという事実は衝撃でショックだったと思います。

しかもその大切なかごめを失ってしまい、かごめからの最後の電話を取ることができなかった後悔も募り、とわ子は時が止まってしまったような時間を過ごしていたと思います。

人を亡くしたときに後悔の気持ちがない人っていないと思います。どんな小さいことでもあの時してあげられていたらと思ってしまうものです。とわ子も八作に靴下を頼んだり病院でパーカーの紐を直してあげていました。

 

そういった出来事が起こっても日々は続いていきます。とわ子は社長業を立派にこなし娘と離れ一人暮らし。そのような生活の中で最後の恋の相手小鳥遊さんと出会ったんですよね。

最後には大人な別れ方をしていて大人の恋って切なくて、素敵だと思いました。

小鳥遊さんと自分との価値観の違いを決定的に思い知り、別れを選んだんですね。

小鳥遊さん出てくるまで八作さん一途だったのに、オダギリジョーを出されてしまい小鳥遊さんに寄り道して、無事また八作さんに戻ってきました。それにしてもオダギリジョーの出すあの独特な雰囲気はすごすぎますね。。

 

そしてその足で向かったのは、八作のところ。やっぱりとわ子の拠り所は八作なんだなあと。今までかごめの話題を避けようとしていたけれど、やっと向き合うことができたとわ子。やっぱり自分が一番好きな人は八作で、その八作が好きなのはかごめで。とわ子もかごめが大好きで忘れらたくないし今も一緒にいると思ってる。「三人で生きていこうよ」ととわ子が言うときの表情がとっても素敵だった。

自分が八作を想う気持ちも八作がかごめを想う気持ちも、かごめを忘れられない二人も全部受け入れて生きていくとわ子さんがかっこよくて。

小鳥遊さんとの別れでもそうだったように自分の気持ちに素直で自分を好きでいることを大切にしているとわ子だからこそ、こういう形を選んだのが納得だったし強くて素敵な女性だなと改めて思いました。

そして八作さんがまた素敵。。スッと「両想いだね」という言葉が出たり、とわ子の言うことを理解して受け入れて。あんなに柔らかい雰囲気でそんな言葉までくれる八作さんの魅力は限度を知らない。。

 

そしてなにより最後の八作さんとのif世界が素敵すぎて涙が出た。まず八作さんのカチッとした髪型にスーツ姿、腕まくりしてキッチンに立つ姿。こんな八作さん見てみたかったからうれしい。。泣 そして網戸を直してくれる。やっぱりとわ子はずっと八作を想っていたのかなと思った。

普通の日常的な夫婦の、家族のワンシーンにすぎないのにこんなに幸せでキラキラしてて、かけがえのない時間に感動。入院して帰ってきたときに玄関のドアを開けて待ってくれてる人がいるってめっちゃ幸せやなあと。そしてそのときの八作さんの表情も素敵。ほっとする、自分の居場所だと感じられるような温かい表情。

そのシーンの中で、生まれたときは他人なのに今は家族なのって不思議だねって話すシーンがあって。夫婦は他人同士から家族になる。当たり前のことなのに他人が家族になることの不思議さや尊さ、そして愛おしさを感じて家族っていいなと改めて思わされました。星野源さんの新曲にも通じるものがありますね。

とわ子さんの言葉に「一人で生きていけるけど寂しいじゃん。寂しいのは嫌だけどそれで誰かといたって自分を好きになれなかったら結局ひとりだしさ。」「好きになれる自分と一緒にいたいし。」というのがあって、この言葉がすごく響きました。

恋人は自分を肯定してくれたり愛してくれて、それで自分の自尊心や承認欲求が満たされるのかもしれない。今の世の中、顔も知らない他人に褒められてもうれしいし、けなされると悲しい。

だけどそういうのじゃなくて、本当は自分自身に褒められたり認められることが一番自分にとって自信につながるし、確かなものなはず。

みんな自分を好きになりたいけどなれない人が多い。理想の自分になりたくて努力するけど、結局自分を甘やかしてしまったり意志に負けたり。だけどそれを繰り返して理想に近づくために頑張ってる。自分を好きになるために。

そういうことをとわ子はわかっていて、小鳥遊さんについていくことを諦めて、八作とかごめと生きていくことを選んだ。それが何よりも自分の幸せだとわかっているから。それができるとわ子が強くてかっこよかった。

 

もうまだまだ書きたいことがあるけどまたそれは別に書こうかな。。(笑)このドラマには名言も多くて毎話感動する。さすが坂本さん。。

何より音楽も良すぎて。フランス語の朝のシーンに流れるお洒落な音楽や、All The Same、Attachmentsなど名曲が多すぎる。今回のIFシーンに使われた音楽も良すぎてCDに入っていないのが残念。

EDもかっこいいし、オープニングで流れる音楽をスローにしたのがイントロはじめEDにも使われていて、とことんこだわりを感じるドラマ。(twitterで観たのですが、IFシーンでは八作さんの部屋に合ったテーブルがとわ子の部屋に置いてあったそうです。見直さないと。)

とにかくあと一話。悲しすぎるけどどんな結末になるか本当に楽しみです。

 

 

#大豆田とわ子と三人の元夫 #まめ夫 #松田龍平 #八作

 

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